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新築、中古の違いについて

マイホーム購入をご検討中の方に向けて、新築・中古の違いを分かりやすく解説。それぞれのメリット・デメリットのほか、戸建てとマンションの違いについてもご紹介します。

新築と中古の違い

新築物件と中古物件の違いと言うと、「高いけれど新しい家に住める」「古いけれど安く購入できる」といった価格差が注目されがちですが、新築・中古の違いはそれだけではありません。

また、マンションと戸建てによっても、新築・中古の特徴は異なります。

新築と中古の違い~マンション編~

マンションの場合、都心にいくほど新築と中古の価格差は小さく、中央区では新築マンションの価格相場が5,688万円に対して、中古マンションは4,386万円。価格差は、1,302万円になります。

さらに、築年数によっても価格は左右され、築5年以内の物件の場合は、価格差が~300万円台、築10年以内でも~800万円台と、築浅の中古はそれほどお手頃とはいえない傾向にあります。

将来住み替えの可能性がある場合、資産投資としての購入をする場合は、中古で購入するとしても築10年以内の築浅物件がおすすめです。築10年以上になると、価値がぐっと下がってしまうので注意しましょう。

また、マンション購入の大きなポイントは、新築の方が中古よりも購入諸費用が少ないということ。購入諸費用は、新築が価格の2.5~5%に対し、中古は5~8%かかります。

仮に、3,000万円だとすると、新築だと75~150万円、中古だと150~240万円の諸費用となり、中古の方が多額の諸費用が必要となります。

さらに、中古でリフォームをする場合はリフォーム費用も加算されるため、いちがいに中古の方が安いとは言えないのです。

希望エリアが決まっている場合は、新築と中古と両方比べて検討することをおすすめします。

新築と中古の違い~戸建て編~

戸建ての場合は、立地や広さなど、土地そのものの価値も影響してきますので、いちがいに新築より中古が安いと言えないエリアもあります。

同じエリア内で同価格帯の物件であっても、建物のグレードに差がある場合もあるので注意が必要です。戸建ての場合は、土地そのものも価値となって残りますから、特に新築を購入する場合は地盤や周辺環境など、長い目でみて価値が残る土地かどうかも慎重に判断した上で購入しましょう。

また、中古戸建ての場合は、建設時期やリフォーム、メンテナンスの内容を必ず確認しましょう。外壁や屋根は少しヒビ割れしている程度に見えても、内部の腐食が進行している可能性もあるからです。

中古物件は、中古ならではの使用感はあるものの、売買価格に消費税が課税されないので安く購入できるのが最大のメリットです。

一方、新築は価格こそ高いものの、設備や建物がすべて新しいので気持ち良く住めるという特長があります。

実際に、戸建てを購入した方の割合では中古が13.8%と、多くの方は新築を選んでいるというデータがあります。

新築と中古どうやって情報を集めればいい?

購入する物件を探す際には、基本的に新築と中古の2つの選択肢があります。中古の場合は当然、誰かが住んだことがある、または誰かが所有していた物件なので既存のサイトなどに情報があるかもしれません。しかし、新築の場合はどうでしょうか。この項目では、それぞれ情報の集め方の違いを説明します。

新築の場合

実は新築の場合の方が、情報量が多く調べやすいのが特徴です。新築は各不動産会社が力を入れて紹介するため、新築物件の情報はインターネットや情報誌にも多く記載されています。中古の場合と違って、誰かが住んでいるわけではないため、隠すべき情報も少なく、不動産会社としても情報を載せやすいという事情があります。モデルルームなども準備されていることが多く、実際の現地周辺の状況なども確認することができます。

中古の場合

中古物件については、空きになっている物件、または空く予定の物件を中心に情報誌やインターネットに記載されていることが多いです。しかしながら、人気のエリアなどはすぐに買い手がつくため、不動産屋などの仲介業者に直接問い合わせる方が最新の情報を得ることができます。取り扱っている仲介業者を上手く活用することでより多くの情報を得られるでしょう。

新築・中古別の物件の見つけ方

物件をどのように見つけるかも新築と中古で異なります。これは物件探しの条件が異なるためです。この項目では新築と中古の物件の見つけ方を説明します。

新築は範囲を広げる

新築の特徴は同じような条件を持った物件が広範囲に渡って存在していることです。特定のエリアの物件を探している場合を除いて、通勤通学先や行き来する場所までの距離・時間、物件の持つ設備や仕様・間取りなどの家に求める条件を絞った上で物件を探すことができます。不動産屋の多くのサイトでも条件を絞った探し方ができるようになっています。中古物件のように1件1件比較しなくても済むのが大きなメリットです。

中古は通勤・通学のしやすさで考える

中古物件の場合は1つ1つの家が異なる特徴を持っており比較しにくいため、通勤通学先までの距離などの特定の条件で絞り込んだ上で物件を決めるのが良いでしょう。希望のエリアが決まった後で、築年数や間取り、設備や仕様などの細かい条件を考慮して物件を探します。新築と違って、先にエリアを特定する方が候補を絞りやすいと言えるでしょう。新築と違って前の所有者・居住者の使い方によっても物件の価値が分かれます。丁寧に時間をかけて比較する必要があるでしょう。

新築・中古物件の構造・耐震性について

物件の構造や耐震性は1件1件しっかりと確認する必要があります。新築物件の場合は、1981年に改正された新しい耐震基準が適用されているため、概ね耐震性はあると考えても問題ないですが、免震構造なのか耐震構造なのか、高層階の揺れ方はどうなるのかなど様々なチェックポイントがあります。

新築の場合

新築の場合は新しい耐震基準が適用されていると考えて良いでしょう。モデルルームでもどのような耐震構造となっているかを説明していることが多いです。希望している物件の階の揺れ方や避難の経路など具体的な質問についても答えてくれるでしょう。しっかりと説明を聞くことで安心して物件を決めることができます。

中古の場合

中古物件の場合、まずは新旧どちらの耐震基準が適用されている建物なのかを確認しましょう。旧制の耐震基準の場合でも後から耐震補強工事を行っている場合があります。過去にどのような工事を行っているかをきちんと確認しておく必要があります。内見を希望して自分で壁や床部分に異常がないかを確認することもできますが、専門の業者にホームインスペクションを依頼することも可能です。素人では見落としてしまうような点までしっかりと確認してくれます。

新築・中古物件の保証や制度について

保証や制度についても新築物件と中古物件で内容が異なります。中古物件の場合は当然、保証が終わっていることなどもあるため、確認するポイントが多くなります。

新築の場合

新築物件については建物に10年保証が義務付けられています。また、設備などにも保証があり、メーカー側が保証をしています。基本的には購入時に全ての保証がスタートすることになります。住宅ローンの控除の制度については、返済期間が10年以上、床面積が一定以上といった条件があるので、対象の物件を購入前に確認する必要があります。消費税なども物件価格に課税されるため、合計でいくらになるのかを事前に確認することが重要です。

中古の場合

中古物件については、保証がそれぞれの物件で異なるため、しっかりと確認する必要があります。仲介会社によっても保証の内容が異なるので注意しましょう。住宅ローン控除につちえも、新築の場合の条件に加えて新しいものが加わるのが一般的です。築年数や耐震基準の適用有無が条件となることが多いため、こちらも確認しましょう。消費税については、物件自体の価格については課税されません。新築と比べてかなり安くなります。仲介手数料にのみ消費税が課税されることになります。

新築・中古の間取りの変更のしやすさについて

途中から両親と一緒に住むことになったり、新しい家族が増えたりして物件の間取りを変更したいと思う場合があります。そういった場合、新築物件と中古物件で変更のしやすさが異なるので注意が必要です。

新築の場合

新築の場合、施工会社によって間取り変更のプランが用意されていることがあります。ダイニングとリビングの間に仕切りを設けて部屋を2つに分けるといった変更は一般的です。予め間取りの変更が可能な工法を使って建てられていることが多く、間取り変更の選択肢もたくさんあります。事前にどのような変更が可能なのか、いつまでに申し込みが必要かを確認しておくと良いでしょう。

中古の場合

中古物件の場合は築年数にも依りますが、住宅メーカーの提供している間取り変更が簡単に行えない場合もあります。しかしながら、入居時にリノベーション工事やリフォームを行うことも可能です。これらを行えば、新築同様のキレイな家を手に入れることができるでしょう。但し、建てられた工法によってはリノベーション工事やリフォームにも限界があるため、望んだ変更ができるとは限りません。希望がある場合は購入前に仲介業者に相談し、間取り変更可能かどうかを確認するのが良いでしょう。仲介業者側でもリノベーション例やリフォーム例を取り揃えているところもあります。

新築・中古の設備

設備についても新築と中古で異なることがあります。目安となる築年数は10年程度で、この期間に建てられた物件であれば概ね新築のものと同じレベルの設備を備えていると考えても良いでしょう。時代によって設備や間取りにもトレンドがあるため、希望する設備がある場合はしっかりと確認しましょう。

新築の場合

新築物件には、浴室乾燥機や床暖房、防犯カメラやモニター付きドアホンなどの基本的な設備が整っているケースが多いです。またインターネットの利用のサービスや給湯器などが元から付いているということもあります。近年は設備面に大きな変更の流れはないため、築年数の浅い中古物件と比べてもあまり変わりありません。住宅メーカーによっては、希望を確認して付けてくれることもあるのでよく相談しましょう。

中古の場合

築年数が10年程度のものであれば、中古物件であっても新築とあまり変わらない設備であることが多いです。しかしながら、新築のように希望のものを新しく取り付けることは難しい可能性もあります。追加費用をかけて設備を揃えることができるかどうかを確認しましょう。築年数が10年を超えてくる物件についてはいつその設備が揃えられたかを確認しましょう。設備寿命を考えると、10年程度で新しいものに交換するのが良いでしょう。

新築・中古の違い~まとめ~

新築と中古のどちらが良いかは、物件の状況や諸費用の金額などを含めて総合的な判断が重要となります。価格は確かに中古の方が安いですが、資産価値として見るとやはり新築が有利です。

とはいえ、一般人に物件の価値を見極めるのは難しいことですので、客観的な目で物件の価値を判断・アドバイスしてくれる不動産業者を見つけることが重要です。

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